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OPPAI PROJECTとは?

母乳で、赤ちゃんを、守るまずはベトナムの赤ちゃん2,000人

画像いま世界では毎年694万人の赤ちゃんが満1歳の誕生日を迎えることができずに亡くなっています。その大きな理由は栄養不良にあります。赤ちゃんをなんとしてでも守りたい。悲しむ親をこれ以上増やしたくない。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは赤ちゃんの“いのち”を守るための新しいプロジェクト “OPPAI PROJECT”を2009年7月よりスタートさせました。
生後6ヶ月までに完全母乳育児を行うと、毎年130万人もの赤ちゃんの“いのち”を守ることができると言われています。それは、母乳には赤ちゃんにとって理想的な栄養分とさまざまな感染症を防ぐ抗体が含まれているからです。

2,000人のお母さんと2,000人の赤ちゃんが対象です。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、プロジェクト の第一歩として、ベトナムのクアンチ省のフォンホア郡とダクロン郡で、母乳の大切さを伝え、母乳育児を普及させる支援事業を2009年11月より本格的に始めました。この事業は『OPPAI PROJECT』に寄せられた皆様からのご寄付で成り立っています。
ベトナムは、 ここ数年で急速な発展を遂げていますが、生後6ヶ月の完全母乳育児の実施率は12%、5歳未満の子どもの29%が慢性的な栄養不良で、7%が急性の栄養不良となっています。とくに今回の事業を展開するクアンチ省のフォンホア郡とダクロン郡には、母乳育児を習慣としていない少数民族が暮らしており、母乳育児を行う同じ地域に暮らす他民族と比べると栄養不良の危険性が約10倍近く高いことが判明し、早急な対応が求められています。
対象は生後6ヶ月までの子どものいる母親と妊婦あわせて2,000人、赤ちゃん2,000人。
具体的な事業内容は、まず、クアンチ省の保健局と協働しながら現地の助産師を中心に生後6ヶ月までの子どものいる母親と妊婦のネットワークをつくります。週1回のミーティングを開き、母乳育児のメリット、正しい授乳の仕方、農作業に出ているときの母乳の保存方法などの知識を持ってもらいます。特に、すでに持っている誤解(たとえば、母乳は水っぽくてお腹を満たすには固形の離乳食が必要だとか、母乳よりも砂糖水や練乳の方が栄養があるとか、働く母親の代わりに赤ちゃんを世話する祖父母や兄弟はおかゆなどをあたえるしかないなど)を解くよう根気づよく説明します。
つぎに、父親向けに母乳育児に関するセミナーを開き、義母にミーティングへの参加を促します。出産して間もないうちから農作業に復帰する母親が多いことから、父親や義母など周りの理解と協力が必要不可欠だからです。さらに、地域全体にリーフレットを配布。セーブ・ザ・チルドレンのスタッフがいなくなった後も、地域ぐるみで協力して母乳育児プログラムをすすめられるような体制づくりを支援します。期間は1年。助産師やスタッフが定期的に各家庭を訪問し、きちんと実践されているかのモニタリングも行います。
また支援の内容を充実させるために、母親が栄養のある母乳を赤ちゃんに与えられるよう、妊婦・母親の栄養不良を予防するタブレットを調達・配布します。配布については、研修を受けた地元の保健診療所の専門スタッフが調整します。
(タブレットにはビタミン(A,E,D,B1,B2,B6,B12,C)、ナイアシン、葉酸、鉄分、亜鉛、銅、セレン、ヨウ素が含まれます。)

プロジェクトの目標人数を達成しました。

『OPPAI PROJECT』寄付キャンペーンは、たくさんの方々からのご賛同と温かいご支援をいただき、2009年10月末で目標金額を達成し、その後いただいたご寄付で支援内容を充実させることが出来ることとなりました。ご支援、サポートいただいた皆様へ、厚く御礼を申し上げます。
ご寄付の最終的な金額や事業の様子などにつきましては、今後、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのホームページにてご報告させていただきます。
なお、募金の受付は2010年1月4日で終了いたしました。